【歴史番組一覧　2016/8/6～8/12】放送休止の裏側で何が放送されているのか

放送休止の裏側では何が放送されているのか

　8月11日が「山の日」で祝日。
　今年は木曜日で、金曜日に出勤したら土曜日から夏期休暇という会社が多い（12日を休みにしているところも）。
　NHKはリオ・オリンピックモードではやばや休止続出のところ、他の局も一足先にオトナの夏休みモードなのか、休止がちらほら。
　シリーズ番組が休止になったときに、何が放送されているんだろ、とBS朝日『歴史ミステリー　日本の城見聞記』の放送日である11日木曜日の番組表を見てみた。
　なるほど、午前９時29分から高校野球の中継で17時まで。17時からは『はぐれ刑事純情派』の再放送が２本。
　19時から「お笑い演芸館　４時間スペシャル」。『城見聞記』の時間はこれ。
　『はぐれ刑事』は除いて、立派な夏休みプログラムである。納得である。
　12日分が休止のBS-TBS『高島礼子・日本の古都～その絶景に歴史あり』はどうか。
　休止理由は、サイトで見ると「特別編成のため」。
　どんな特別なのかと思ったら、どうやら5日放送分が２時間スペシャルだったからの模様。
　その分、『地球絶景紀行』が２時間ありました。ちょっとがっかり。
　『地球絶景紀行』ががっかりなわけではありませんよ。「休止の理由が」なので誤解なきよう。だって「特別」なんていうから。
　『地球絶景紀行』の案内人はあの森高千里（お美しい）！　世界中の絶景、しかもちょとがんばれば（お金だったり、時間だったり）行けそうな場所を美しく紹介するのがミソ。「峨眉山」と「カッパドキア」「カルカソンヌ」の回は観ました。公式サイトはこちら。
　http://www.bs-tbs.co.jp/zekkei/

　歴史とまったく関係ない話にんっちゃいましたね。話を戻します。

気になったテーマの番組

　テーマがユニークなのはBS-TBS『にっぽん！　歴史鑑定』。一休宗純、いわゆる一休さんである。
　一休さんは室町時代の人で臨済宗の僧侶。とんちは置いといても、なかなか型破りの人物。
　ユニークな人物掘り下げネタは、歴史番組にとっては鉄板ネタである。
　田辺誠一のちょっとオトボケな案内とよく合うのではないかと思う。
　
　BS11『尾上松也の古地図で謎解き！にっぽん探究』は富士山信仰。
　家康がこだわった富士山へのこだわりから、江戸期の庶民の富士登山ブームあたりがメインの模様。
　メイン「ブラタモリ」でも取り上げられてましたね。
　今回も、前回に引き続き兄さん尾上松也が迫ります。
　尾上松也と言えば、６日土曜日20時からの再放送「真田家　知謀の系譜と家族の結束」の終了後の21日から特別番組「歌舞伎俳優・尾上松也『挑む』31歳の素顔に密着」が放送される。『挑む』は尾上松也が８年前から行っている自主公演。そのドキュメンタリーらしい。
　歴史とは関係ないが尾上松也が気になる人がどうぞ。

　BS日テレ『片岡愛之助の解明！歴史捜査』は会津戦争と白虎隊。
　片岡愛之助と白虎隊ってなんだか違和感がない。なぜだろう。
　真夏の会津は涼しそうでぴったり。内容とは関係ないとは思うけれど。

　BS差日『京都ぶらり歴史探訪』は「涼を味わう鴨川と山寺」と題して、中村橋之助が鴨川をさかのぼっていく。
　この番組、橋之助パワーのせいか、古刹の住職とかも出てきて風景だけでないところは悪くない。でも、ちょっと旅歩きの要素が強いのが個人的にはちょっとだったりする。
　いや、旅番組なんだよな、実際は。歴史番組として観ようというところに無理があるような気がする。スタッフにとってはありがた迷惑であろう。
　けれど、下鴨神社から北山方面の雰囲気が個人的にとても好きで、このルートも歩いたことがあるので興味深い（一度しか行っていないけれど）。ちょっと腰を入れて観てみる。

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2016/8/6～8/12 歴史番組一覧