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【歴史番組 2016年1月11日~17日】六文銭の旗が翻る週 

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リキマルラボ|歴史番組 2016年1月11日(月)~17日(日)放送予定の、主な(私が見ている、という意味)歴史番組のタイトルをまとめます。
 放送時間やよりくわしい内容は、各サイトにて確認下さい。

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今週の傾向と見所:大河ネタはこの時機の風物詩

 年末から新年にかけて、雑誌や書籍、番組が大河ドラマのテーマに偏るのはいつものこと。
 番組関連では、12月初旬に『忠臣蔵』をちょこちょこやって、年越し前後にかけて大河ネタにつなげていくのが冬の風物詩。
 今回は、日本史の中でも屈指の大スター「真田信繁(幸村)」なのだから、偏りも当然のことだ。番組もたくさんあるし。
 今週も、『片岡愛之助の解明!歴史捜査』『にっぽん! 歴史鑑定』『とことん歴史紀行』と、真田ネタが並ぶ。新番組の『せいこうの歴史再考』も18日放送の第二回は幸村がテーマ。
 『歴史鑑定』は、先週も「真田幸村の半生 家康を追いつけた強さの秘密」と銘打って放送済みで、前後編の万全の構え。
 六文銭の旗指物が見渡す限りひるがえる、上田駅前通りのような様相を呈している(行っていないが、きっとそうにちがいない!)。
 NHKもきっちりプッシュしてきている。
 昨年末には、『歴史秘話ヒストリア』で『真田幸村 ザ・ラスト・ヒーロー』『激突! 真田幸村VS伊達政宗』を再放送。先週には、NHK-BSの『英雄たちの選択 武田信玄から真田丸へ~城の密集地帯 川中島の秘密』を放送して盛り上げにきている。
 実際には信玄と謙信、川中島中心の話で、「真田」はとりあえず入れておきました的な扱いだったが、専門家の方々が「信玄と謙信が同盟していれば~」とか熱く語らっていて、視聴者おいてけぼり感満載の一本。マニアの飲み会に侵入した感じで、私は好きです。

 今週の見所は、『歴史鑑定』と『歴史捜査』対決(ここだけとると、本家、元祖の類似商品のよう)。
 この二つの番組は、コンセプトと構成がほとんど同じで、極論すれば田辺誠一が地味に「鑑定しましょう」と言うか、愛之助がケレン味たっぷりに「歴史捜査です」と言うか、の違い。
 両者、それぞれどんな切り口で迫ってくるのかが見所。
 今週の『鑑定』は「真田幸村の最期」なので、比較するのは先週の『半生』と今週の『捜査』を比較した方が適切かも。
 最終的には、前述の『歴史秘話ヒストリア』の『真田幸村 ザ・ラスト・ヒーロー』『激突! 真田幸村VS伊達政宗』やこれから放送される『いとうせいこうの歴史再考』とも比べてみたいと思っています。

●【2016年1月11日~17日放送予定 歴史番組紹介】

番組名 TV局 出演者 タイトル
歴史秘話ヒストリア NHK第一 #241 戦のない世を目指して
~戦国スーパードクター 曲直瀬道三~
片岡愛之助の解明!歴史捜査 BS日テレ 片岡愛之助 家康を瀬戸際まで追い詰めた男!
天才武将、真田信繁と真田三代智謀の系譜を追え!
にっぽん! 歴史鑑定 BS-TBS 田辺誠一 #40 真田幸村の最期
とことん歴史紀行 BS11 石丸謙二郎(ナレ) #32 真田幸村 家康を驚嘆させた真田丸 大阪
尾上松也の古地図で謎解き!にっぽん探究 BS11 尾上松也 #14 江戸時代に突如起こった奈良ブームの裏側
京都・国宝浪漫 BS11 #15 天神信仰から生まれた美と華~北野天満宮
せいこうの歴史再考 BS12 いとうせいこう 坂本龍馬(長崎)
円楽の大江戸なんでも番付 BS朝日 三遊亭円楽 東海道五十三次パート2 (1) 小田原 箱根

↓みんな君のせいさ! 『信長の野望』のシブサワコウと堺雅人との対談にも注目。

真田丸 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

トップ写真:(C)2015, リキマルラボ ※スタッフが撮影

  • この記事を書いた人
永才 力丸

永才 力丸(えいさい・りきまる)

ライター、編集者。音楽雑誌、パソコン雑誌、ゲーム攻略本の企画編集を経て、直近は、ゲームシナリオ、イベント企画構成も行う。自称、日本一、乙女ゲームに造詣が深いおやじ。

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